〜次の日〜 僕は休み時間にタオルを持って 立花さんを探しにクラスを回った 『あのさ……立花さんいる?』 ドア付近にいた子に聞いた。 『いるよ!はるかー呼んでるよ』 『はーい』 そう言って小走りにこっちに来る立花さんは 僕が恋した“彼女”だった。