君だけしか映らない

ファミレスの中でオレはとりあえずパフェを注文し、荒川の様子を見ていた。



テキパキと働く姿から、もう何ヵ月も前からここで働いているんだと感じ取れた。


学校では見ることのできない姿に、やっぱり来て良かったと思った。



まぁでも、むこうはバイト中だからなかなか話しかけることはできないが…



――だけど一つだけ話しかける方法がある。



「ちょっと店員さん。」


「え…?」



オレは近くに荒川が来たのを見計らって話しかけた。


「モンブラン1つ。」



「えっ?あ…はい…!」


突然のオレからの注文に、当然のことながら荒川は驚いた様子だった。




「…まだ食べるの?」



すると荒川が不意に呟いた。