君だけしか映らない

勿論最初は嫌がられたが、負けず嫌いな荒川はすぐにオレの挑発にのった。



そして結果はオレの勝ち。

テストで負ける気はしなかった。まぁ、だから勝負を持ちかけたんだけど…。



これで前より少しは近付けたらいいのだが…。



「お前…これからオレのパシリになれ。」




「…………は?」



荒川は驚いて目を見開いた。



「…意味わかんないんだけど!!」



「意味ってそのまんまだけど?」


「ちょ、ちょっと待ってよ!!パシリって…。もっと別の…。」


「ごちゃごちゃうるせーな!!約束は約束だろ!!ちゃんと守れ。」



何が何でもここは引くわけにはいかない。



荒川はかなり嫌がっていたが渋々『……わかった』と言った。