君だけしか映らない

そして季節は過ぎ、オレたちは2年になった。



「え〜っと、オレたちのクラスは……おっ!あったあった!」


クラス発表の紙を見ながらハルが隣で声をあげる。



「オレたち運命かもな〜。また一緒のクラスだぜ。ほら5組のとこ」


ハルが指差す5組の名簿を見る。


オレは自分の名前よりもまず先に『彼女』の名前を探す。


(あっ………!!!!)



「なんだよ悠哉。そんなにニヤけて。オレと一緒のクラスがそんなに嬉しいのか〜」


「…まぁな」



『荒川笑美』


その名前はオレと一緒の5組のクラスに書いてあった。


オレが荒川の名前を見つけた時どれだけ嬉しかったことか…。



「悠哉。教室行こうぜ」


「…あぁ」


胸の高鳴りを抑えながらオレは教室に向かった。