−春−


私は今日から高校生になる

入学式には出ずに私は理事長室にいた

私は祖父に

「入学式、出なくてよかったの?」

「あぁ、涼はただ一人の女の子だからね」

うん?

女の子なら入学式に出なくてもいいなんて理由になってない

「涼に護衛をつけようと思う」

護衛?そんなのいらないよ

「涼、よく聞くんだ

男子校に女子がいるというのは普通ではない、だから危ないんだよ」

危ない…

「護衛につける人は私が信用している人だから」

祖父が信用している人

私は信用出来るかな?

そう思った時

ガチャッ

ドアが開いて4人の男の子が入ってきた

「おお、やっと来たか!

この子が孫の涼だ」

「おっ!結構可愛いじゃん」


「ふーん、なかなかだな」


「………」


「俺、超好みなんだけど!!」


何…、この人達…