数分後。学校にて。


「沙菜華!いきなりなんなの?あんなことして理由を言いなよ。」

「ごめん!なんかよくわかんない。」

これ以上、あの人と一緒にいるのは嫌だったから。

「あの人のこと嫌いなの。」

「逆だよ。あの人、カッコよすぎだよ。大人の魅力というか。だから。」