甘いシロップと香辛料




そしてあたしは薫と遊ぶことにした。


「薫は何してたの??」



「えっ、今日は気分が悪かったから学校休んで病院」



「えっ、遊んで平気なの!?」


「全然!学校にはそういって歩けど軽いサボリかな?」




そういって笑った薫の顔は昔と違って大人びていた。
髪も染めたし、
身長も高くなってる。

いわゆる…イケメンになってる。





「そういえば、薫はなんでここに??」




「えっ?俺は転校してきたの」



「はっ…?まじぃ…。どこの高校??」



「ん…、ほら、バスですぐの」




え…それって



「あたしと同じ!?」



「はぁ?まじ?奇跡だな!!」



そういって薫は笑顔で言った。



あたしたちはそれからいろんな話をした。
前のがっこうの話とか…。
そして、番号をこうかんした。