そんなある日、 買い物帰りに薫と会った。 薫は荷物を持ち、歩いた。 会話をしながら。 そんななか、薫が言った。 「あのさ、バイトのお金たまったら結婚式ひらこう?」 「えっ!?」 「あっ、いや、そんな盛大にはできないけど友達数人だけよんでさ港の小さな教会でさ」 照れながら薫が言った。 あたしはうれしくなって薫の手をぎゅっ…っと握り締めた。 薫は笑顔で手を握り返してくれた。 あたしは、幸せにあふれていた。 そして、この夜。 ついにきたんだ… このとき…。