HELP EARTH

「ほらやっぱりね。あともう一つ、君をあの子が探しに来るよ。」



そう言うと彼は消えていった。


あいつは誰だったのだろう。



「いた!!!」


声のしたほうにはさっきの子がいた。



「やばい・・・」


俺はもう1度走り出そうとした。


その時、急に足がもつれてこけた。


あたりには他に誰もいなかったけど、誰かにこかされたような、きがした。




「やっとおいついたー。」



笑顔で言われると、余計に胸がドキドキする。