「みんな… 大事な話しがあるの…」 柚羅兄には心配かけたくない。 そう思ったぁたしは、一人で言うことにした。 「どぉしたの?」 お母さんが夕飯の支度をしていた手を止めて、ソファーに腰かけた。 みんなも、次々に、座っている。 みんな座ったことを確認すると、ぁたしは大きく深呼吸し、話し始めた。