君想~君が傍にいるだけで~



「ねぇ
柚羅兄…
話しがあるんだけど」


「なんだ?」

柚羅兄の隣に座り話しはじめたぁたし。


「ぁたし、柚羅兄のことが好きなの

柚羅兄に彼女いるのは分かってるよ
ぁたしを見てないって事も分かってるよ

けどね、ぁたし、双葉の家に助けに来てくれた時から、柚羅兄のこと好きだったの。

ぁたしと柚羅兄が兄妹だってことも理解した上なの…
だから…」

ギュッ。

えっ?

「もうこれ以上何も言うな」

柚羅兄がぁたしを抱きしめていた。