君想~君が傍にいるだけで~



「どした?」

「なっ
何でもない!」

布団をかぶるぁたし。

「しょーうーこぉ??」

ゆっ
柚羅兄。

怖いよ…。


「なんで??」

ギシッ。

ベッドに近づいてくる柚羅兄が分かる。


「あっ
もしかして…」

えっ?

バレた?

布団を投げ捨て、柚羅兄の顔を見ようとしたその時。


「ちゅっ」

んっ?

どーゆーこと?

ぁたし、今、柚羅兄に…




キスされたぁーーーーーー。


「こんなことしたから
恥ずかしかった?」

ぁたしの顔がみるみるうちに赤くなっていくのが分かる。

「ゆっ
柚羅兄の…ーー

バカァーーーーーーーー。」