君想~君が傍にいるだけで~



「しょ、うこ…
おまえが、高校卒業したら、
結婚…
しよう、な…

やく、そく、だぞ…」


そう言って、ぁたしの左薬指に、柚羅が、最後の力を振り絞って、指輪をはめた。


そして…





息を引き取った…ーー。