「彼に話そうかどうしようかも迷ったけど、思いきって話して見たの。そしたら…」
『そしたら…?』
「凄い喜んでくれたの。それで凄くほっとした。反対されても1人で育てる覚悟だったけど、やっぱり喜んでくれないのは悲しいもの…。あなたの時もそうだった…」
『あたしの時…?』
「そう!ママが愛梨亜を身籠った時、まだ若すぎる!って周りから凄い反対されたの。その時も、1人で絶対産もうって決めてた。でも、パパはね、“1人で囲え込むなよ!誰に反対されても、僕は君とお腹の子の見方だ!”ってね…。だから、パパは“愛梨亜”って付けたの。私達のあなたへの愛の証。あなたは愛されて生まれて来たのよ」
『っ……!』
どんなに不安だっただろう。
周りから反対されて、それでも大きくなっていくお腹。
それでも、1人でも…と決めたママはどれだけ強い人なんだろう。
それを支えていこうと決めたパパはどれだけ優しく強い人だったんだろう。
みんなに愛されますように…。
そう考えて付けてくれた名前には、私への両親からの愛の証でもあったんだ…。

