無愛想なマリア様☆X'masミラクル☆


「もしもし!あ、俺愛梨亜のクラスメイトの…っえ?はい、はい…」


電話を取った直後、何故か安部くんの顔が真剣なものに変わった。


何…?


「はい…分かりました。すぐ行きます!」

すぐ行く!?

って家に?


「愛梨亜行くぞ!」

電話を切った安部くんが携帯をあたしに渡しながら言う。


『え、行くって今はちょっと…』


まだ戻って話せるか分からない…。


「良いから!早く!愛梨亜のお母さん、倒れたって!」


『え……』


ママが倒れた…?


「男の人からの電話で、今病院に居るって言ってたから行こう!」


そう言っていきなりの事に放心状態だったあたしの腕を掴んむ。


安部くんが走るから、あたしも転ばないように走るけど、頭の中はママが倒れたって事でいっぱい。