うっわ!ヤバい可愛い子!!
移動したら丁度女の子の横顔が見えて、見た瞬間心の中で叫んだね。
色白で、短いけど、艶のある黒髪と横顔でも分かるパッチリした目。
こんな可愛い子俺の中学じゃ居なかったし。
『捨てられちゃったの?』
「にゃぁ…」
女の子ばっかり見てて、気付かなかったけど、その子の手には白い子猫がいた。
声まで可愛いな…。
なんて思いながら、気付かれないように見続ける。
『あなたも1人?ごめんね…うちで飼えれば良いんだけど…』
そう言ったその子の表情は酷く寂しげで、猫を飼ってあげられない事にそんな心を痛めてるのか?
優しい子だな~なんて思った。
――今となればそれだけじゃなかったんだろうな、と思う。
『ごめんね…うちで飼えれば良いんだけどね…』
「にゃあ~」
『ひゃっ…くすぐったい!ふふっ…慰めてくれてるの?』
猫に頬を舐められて、柔らかい笑顔を見せたその子に俺は完全に釘付けになった。
その子が公園から居なくなるまで動くのを忘れた位に―――。
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