『クリスマスか…』
小さい頃はワクワクしたクリスマス。
でも、大きくなるにつれて、クリスマスに本物のサンタクロースなんて来るわけない、と気付く。
この歳になれば、クリスマスはカップルの為みたいなもの。
そして…毎年クリスマスの後にはパパの命日がやって来る。
ねぇ…パパの言うようにあたしに、トナカイのようなパートナーをしてくれる人なんて見つかるの?
心の中でトナカイを見つめながら問う。
『なんて…』
無理に決まってるか…。
パパが言う事が本当なら、笑顔で居る事を諦めてしまったあたしにそんな人が出来る訳が無い。
自分で可愛いげの無いのなんて分かってるし。
そんな人が出来たらそれこそ奇跡…。

