「やっぱり聖上手いな」
「最初、響の選ぶなんてウケ狙いかと思ったのにねぇ~(笑)」
「狙ってねぇよ!そっくりだっただろ!ね~愛梨亜?」
『へっ…?あぁ…思ったよりは』
確かに上手かったけど、なんとなくそうは言いにくくって、素っ気ない言い方をしてしまう。
「思ったよりって…俺の評価どんなだし~!!」
「逆にどんだけ評価高いと思ってたのよ?あ~でも歌が上手くてもやっぱり顔が安倍っちじゃあねぇ~」
「どういう意味だよ!?」
「そのまんまよ!でも、良いんだ~もうすぐ生響見られるし♪」
そう言うと、林くんに目配せして小さな紙をあたし達の目の前で見せて来た。

