「まさか、愛梨亜とカラオケ行ける日が来るなんて思わなかったわ」
放課後、普段カラオケなんて断るあたしが珍しく誘いに乗ったもんだからサチが驚いた顔してる。
『そう?それより…』
あたし気になる事があるんだけど…
「愛梨亜とカラオケ行けるなんて今日はラッキー♪」
あたしの肩を組むようにして来た男…
『…何でこれも居るの?』
「これ!?」
あたしは安部くんの言葉を無視してサチを見る。
「いや~、元々遼馬と行く予定だったんだけど、ダメ元で誘ったら愛梨亜も行くっていうし?」
『…で?』
「愛梨亜が行くなら俺も行きたいって行ったんだよね~♪」
『…………』
そういう事…。
「ごめんね?柊さん、どうせなら人数居た方が良いと思ってさ…」
『いや、別に林くんが謝る事じゃないから…』
逆に謝られても困るし。

