今、教室の目の前にきている。教室の中はとてもうるさい。廊下まで響いてるし。

『じゃあ、俺が合図してきたら、入ってきてくれ。』

「わかった。」

ガラッ。そう音お立てて信兄が教室に入って行った。

『おい。今日は転校生が1名いるから、パシリとかには使うなよ。』

『『『マジかよ~。』』』

はっ?何?ほとんどのやつがそう声を上げたことに一番吃驚した。
あっ、信兄がこっち見てる。入れってことかな?
私は教室に入っていった。すると、

『『『『『『『///////////////////』』』』』』』

なんで、みんな顔が赤いんだ?照れてんのかな?
(いえ、あなたが男女とわず頬が赤く染まるほどカッコいいと思ってしまう
                            からです。by作者)

『自己紹介しろ。』

「花園 楓。よろしく。」

『楓っ!!』

その声が耳に届いたときはもう、遅かった。
ギュッと、誰かに抱きしめられていた。そう、それは・・・。

「椿、苦しい。」

『あっ、ごめん。久し振りだから、つい・・・ごめん。』

『おい、お前ら自分たちのこと説明したほうがいいぞ。』

「『あっ、」』

「え~と、あた・・・・俺と椿はとしごで俺が兄貴で椿が弟だよ。
 会うのが久し振りだからね。だから、別にやましい関係ではないから。あと、俺は花園財閥の息子でもあるから。」

『楓の言う通りだ!僕と楓は兄弟なんだ!だから、楓にはなにもするなよ。』

『『『『滅相もございません。』』』』

何者なんだよ。椿・・・。

『あれ?楓?うちのクラスだったの?』

「あっ、美樹。それに、瞬と悠まで・・・。ここのクラスなの?」

『あぁ、そうだよ。あと、陸(りく)と海(かい)。そして、翔がいるよ。』

「誰だ?その3人」

『『『『『『お前、知らないのかよ!!!』』』』』』

『楓知らなかったの?じゃ、僕が教えてあげる!』

「教えて。椿。」