楓「陸は帰らないの?」
そう。不思議に思ってたんだよね。みんな帰ったのに、陸だけ帰らないんだよね。
陸『何言ってんだ?うちの学校2人1部屋だから俺とお前は同じ部屋だぞ。』
・・・・・・・・・・え。
楓「え―――――――!そ、そんなことあの阿保親父言ってなかったよ!!」
陸『(阿保親父って誰だよ。まさか、理事長か?いや、そんなはずはないあの人最強だし、椿でも逆らえなかったし、絶対ありえない。楓って何者なんだ?)』
楓「どうかした?あ、あたしの素性のことでも考えてたんでしょ。いいよ、教えてあげる。ほら、あたしってさ、花園の息子だって言ったでしょ。正確には娘だけど・・・・それで、椿が花園財閥の次期社長なんだ。んで、あたしがその裏の黒龍会の次期組長なの。わかったかな?」


