「紬優そんなんでいいの!?」 すごい剣幕で突っかかってくる美鈴。 私の唯一親友と呼べる子だ。 「岳明にとってキスなんか意味のないものなんだよ。あいさつだよ。あれは」 「あいさつってどこの外人よ」 美鈴が冷たい目を向けてくるけど知らんぷり。 何気なく廊下を見ると.友達と話してる岳明が目に移った。