Sided-figure love ~4つの恋~



「ちゃんと話そう。」

拓也は一言言うと、息を吐き、再び愛を見つめた。

改めて話して分かったのは、瞳は嘘をついていたということ。

『月曜日、瞳とちゃんと話してみる…。』
「だな…このままじゃ黙ってらんねぇよ。」

その日はそのまま帰ることにした。
足取りが軽くなっているのに気づいた。


拓也の言葉で愛はホッと安心していた。