「みーちゃん、大好きっ」



胸がいっぱいになって、がばっと抱きついてしまった私。



「え……ちょっと」



バランスを崩して戸惑いつつも、ぎゅっとしてくれるみさきちゃん。


嫌がっては…いないよね?


しょうがない妹だな、って呆れてる?


……って言うか、


“妹”って思ってくれてる…よね?


やっと、“姉妹”っぽくなってきた私たち。


もう、大丈夫だよね?


みさきちゃんは、私を“妹”って認めてくれたんだよね?


私はみさきちゃんが大好きだから、みさきちゃんにも私を好きになってほしい。


ずっとそう願ってきた。


本当の“姉妹”になりたかったから。