「なにそれ…」 一歩一歩近づいて距離をつめる 何で泣いてるの この涙は俺のため? 「有海…俺の事好きなの?」 「う、う、うん」 速答で返ってきたのが嬉しくて つい口がゆるむ 「もう一回言って?」 「ヤダよ!恥ずかしいもん」 …こっち向けよ 頑なに下を向いてこっちを見てくれないから つい悔しくて 「有海。」 少しキツめに声を出す 「え?」 あわてて顔を上げた有海の顔は真っ赤だった 人の事言えないくらい俺も真っ赤だろうけど