「それとー「碧〜♪」 ドン!!! 後ろからすごい勢いで何かがぶつかった ぶつかった。ってゆーか タックルくらった…くらいの衝撃 倒れないように必死に右足で踏ん張って タックルしてきた相手を振り返って見る 「ちょっ…おまっ」 「先行くね?」 くっついてくる女を引き離そうとした瞬間に 有海が笑顔でそう言って教室まで歩いて行った まじか… 有海はやっぱり俺がどんな女連れてても ヤキモチどころか興味すらもってない それを実感するたびに俺と有海の温度差を感じるんだ。