「そんなのダメたよ…有海ちゃん」 「平気だって。優しいね、みやこは」 黙りこんで俯いたみやこは スッと私の手を握った みやこは人の心の傷を誰よりも敏感に感じとって どうしたら人がラクになるかを 直感的にわかってくれる 本当に良い子だね…みやこ 「ねぇみやこ、パフェ食べに行こうか!」 「行くっ♪おっきいやつ食べよーよ」 「うん」