「タッチ”!」 

 「次はあゆが鬼だね!」

 「もーー!」

  そう。今私は、もう過去には戻りたくても戻れない・・・。

 だって今私は、体育館で「告白」というものをされたのだから。
 
 それも2人に・・・・。

 相手は、私の幼なじみ「滝沢 祐起」と「濱田 海」。

 2人とは、珍しくクラスが同じ。

 祐起は、「肉食系男子」だし顔も以外に「カッコイイ」という噂があり掲示板

 にわ・・・なんと「肉食系男子NO1、滝沢 祐起」と書いてある。

 私にとって祐起は、ただの幼なじみとしか見れない。

 もう一人は海。海は、草食系だから人気あるのかな!?

 ちょっと気になり掲示板の草食系男子ようの掲示板を見てみると祐起と同じように

 書かれていた。「草食系男子NO1、濱田 海」とね・・・。

 そして最後に・・・私。

 私の名前は、「杉野 あゆか。」

 もちろん私の名前は、掲示板にのっているはずがない・・・。

 うれしいような、かなしいような。

 と思ったら、新しくはりだされた掲示板を見てみると・・・・・

 書いてある!何度も見直していたそこには・・・
 
 「かわいい女子NO1、杉野あゆか」とある。

 え====!!!!!?

 「おいどうした!?」

 「あゆ!?」
 
 なんで祐起と海の声がするの!?あ!!!

 そうだった。今私は告白されて、返事を返すところなんだ!

 掲示板のことはあとで考えよう。まずは返事だ。返事。

 ・・・・・・・・・・・・・・・わかんない!

 1人なんて選べないよ。

 とりあえず「少し考えさせて。」

 すると2人は「うんいいよ。」や「わかった。」

 という声が聞こえた。

 その声が聞こえた瞬間私はほっとした。