【短編】クロスロード ~ェンジェル~アルバム~


「俺と
付き合ってくれませんか?」



「はい」





返事を聞いて 嬉しくて、

修斗は、

澄香を

そっと大切に抱きしめた。



愛しいものを

包むように



しっかりと


自分の腕の中で ――…





「 離さない ―…」




囁いた 修斗の吐息に


初めて感じた安らぐ腕の中で



澄香は


そっと 目を閉じていた

――――…




― 大好きだょ ―…




-完-