君がいなくなってもう6年も経つのに、君への思いは募るばかりだよ。 あっと言う間にあたしの前から消えた。あたしは何もしてあげる事ができなかったんだ。 君にはいろいろな事を教えてもらった。今になって分かる。なのにあたしは何もしてあげてない。君の事が大好きなのに、突き放してばかりだった。後悔だけが残った。 どれだけ会いたいと思っても、それはもう叶わない儚い夢。忘れられたらどんなに楽な事だろう。だけど君の存在を忘れてしまったら、あたしはダメになってしまう。君の事を思うから、頑張れる気がする。 だけど、あまりにも早すぎたよ。どうして死んじゃったの?お母さん…。後悔だけがあたしの中にはたくさん残って、あたしはこの日から笑えなくなった。お母さんの声が聞こえなくなったこの日から。