「やめてよ!!!
なんでこんなこと
するの!!??
珠李は何も
やってないじゃない!!」

この瞬間から、
私の人生は
急変した。


「なによ、
私に逆らう気?
珠李は私の制服を
汚したじゃない。」

「わざとじゃないのは
あんたもわかってる
でしょ!!??」

「わざとかどうかなんて
関係ないのよ。
私の制服を汚した
って事実は
変わらないじゃない?
目障りなのよ。」


ありえない。

「少しくらいは
ひとの気持ちも
考えろ、ばかっ!!
わからずや!!!」












……――――――




やってしまった。

あの時、私の怒りは
爆発した。

でも…
後悔はない。

だって
実奈が悪いでしょ?


それから私は
いじめられるように
なった。

珠李と一緒だったから
私は耐えられていた。

私は実奈たちに
負けるのが
嫌だったから、
合唱部を続けた。

だけど、珠李は
耐えられなく
なってしまい…

不登校に
なってしまった。


許さない。


あんなやつ、
存在しなければ…