…………防弾ガラスですけど。


そんな暴言は軽く弾き飛ばしちゃいますけどね。


ハハン。


あたし最強じゃん?


向かうところ敵なしの無敵じゃん?


………それはそれで、悲しいかもね。



「お前も来いよ」

「はへ?」



いつの間にか、緋呂はあの部屋の扉の前に立っていて。


あたしを見ながらさも当然の事のように言って退ける。


うん、こういうところ感心する。



「来い」

「イヤイヤイヤイヤ……」

「早く来い。眠ぃんだよ」



だったら1人で寝てください。