恋人は主治医




いろいろ考えていると


コンコンッ♪


「心優ちゃん 夕飯の時間だよ」




「美由紀ちゃん!

もう夕飯の時間なんだ」




「うん

ちゃんとお粥だよ

あと無理に食べてたら止めてくれって結城先生凄く心配してたよ 」





「本当心配性」



「心優ちゃんの事が凄く大切なんだね」




「そんなことないよ」




「あっお粥冷めないうちに食べて

食べ終った頃に食器とりにくるね」




「うん ありがとう」





「どう致しまして
じゃあまた後でね 」




本当にお粥にしてくれたんだ


何か懐かしいな


あったかくてやわらかくて凄く美味しい



でも3分の1ぐらい食べてお腹いっぱいになった


無理はしないって約束したから今日は残した




「もう良いの」


「うん お腹いっぱいになったから」



「そっか少しずつ食べる量増やしていこうね 」


「うん!」


「体温計置いとくから計っといてね 」



「今日は先に計るの?」



「うん

何か先生に体温計らせておいといてって頼まれたから 」




「そっか分かったよ 」




「じゃあ食器下げるね 」





「うん 」