恋人は主治医




「今さらだけど親に電話しなくて良いのか?」





「良いの

もうずっと実家に帰ってないし

それに余計な心配かけたくないし」



「そっか、分かったよ

まぁ俺が責任もって面倒みるけどな」





「ヤッパリ私の事、子供扱いしてるでしょう 」




「そんなことないよ」




「何かあった時の連絡先、俺の携番にしとけよすぐ行くからさ」




本当に親変わりみたい…




「ありがとう
いつも助けてくれて」





「当たり前だろ

好きな人助けない男どこにいるんだよ」





「居ないね」





「だろ

心優が思ってる以上に俺は好きだよ」






「私も負けないぐらい好きだよ」




ってか…何かさっきからちょっと苦しい




「両思いって幸せだな


ってか今苦しい?」




「少しだから大丈夫だよ」




「大丈夫じゃないだろ

呼吸少し荒い
それに苦しそうな顔してる

熱また上がってきたか」




「大丈夫!上がってないよ」




おでこに手をおいてきた



自分のおでこに私にあててない手をおいて

体温を比べてる