恋人は主治医





「行っちゃった…」



呟いても機械の音で声が消えてく


手術しても機械だらけでまだまだ重症人みたい



そっと傷があるであろう胸を手でなぞってみる



「ここに傷があるんだよね」



でも嫌じゃない、優くんが必死に私を助けてくれた印



本当に危ない状態だったんだね