恋人は主治医





「今日の優くん優し過ぎる何かあった」





「ん?そうか

でもこうやって心優が俺の隣にまた
居てくれて嬉しいからかな

一時は本当どうなるかと思ったし
もう心優の顔も見れなくなるんじゃないか
って凄く不安になった

今は目の前に心優が居る
ちゃんと心臓も動いてる

普通の人にはただそれだけの事だけど
それが今は凄く幸せだからかな

暫くしたらまた意地悪言うかもな」





そうやって優くんは優しい顔で笑った






「前にも言ったと思うけど私、何があっても
優くんの前から消えたりしないから

これから先もずっと


私が居ないと寂しがるでしょ
先にいけないよ」







「そうだな、俺心優居ないとダメかもな

医者も続けられる自信ないよ」






優しく抱き締められた



白衣から香る優くんの匂いが心地いい


ずっとこうしてたい



今は抱き締め返す事ができないのが
悲しいけど