太陽のあまりの眩しさに目が覚めた





私生きてるのかな


此処は夢の中?




起き上がろうとしたら






心臓辺りが引っ張られる感じがして痛かった






急に病室の扉が開いた






扉の前に立っていたのは会いたかった人







「優…くん?」






「心優」







急に抱きしめられた







「そんなに強く抱きしめられたら痛いよ」







「ごめんでも嬉しくて

心優が居なくなるかもって思ったの
これで二回目だよ本当生きててくれてありがとう」








「大袈裟だよ

そういえば優くん、起きた時から心臓辺りが引っ張られてる感じして痛いんだけど」







「心優ごめん
言わないといけない事があるんだ

心優が意識失った時、本当危険な状態で呼吸も自分で出来ないぐらいで緊急オペをしたんだ」







「手術?」







「そう実は心優の心臓凄く悪くなってて手術が必要だったんだ

そのための検査だったのに発作起きてこれ以上引き延ばしはできないと思って


心優の生命力を信じて手術をした」