「熱い…」




体の熱さと吐き気で目が覚めた




うー吐きそう





優くんはベッドに入らないで隣で寝ていた





そっと起こさないように洗面所に行こうとしたら






「ん?心優起きたのか」





「ちょっとトイレに」





せっかく寝てたのに起こしてしまった





それに熱下がらないのばれたらまた睡眠奪っちゃうから言いたくない







…。





返事がなかったから歩き出そうしたら



腕を掴まれた





「なぁ、熱上がってないか?


さっきより熱いんだけど

それに気持ち悪いからトイレに行くんだろ」





やっぱり隠せないか





「うん…」





「今から病院行くぞ」





「やだっ

絶対行きたくない」






「これ以上は無理だ」





真剣な顔で言われた