「少し痛いよ」




点滴されても熱で朦朧としてるからか

全然痛くなかった





腕に注射もうたれた





「明日までに熱さがんなかったら嫌と言っても病院連れていくから」





嫌だな



逃げたいけどこんな体で逃げれるわけないし




はぁーあー


もう溜息しか出てこないし





「食べれる時にゼリーでも良いから食べれよ


いちよ栄養は点滴でとってるけど口にしたほうが良いからな」





頭をたてに振った



「ずっと隣に居るからもう寝ても大丈夫だよ」





手を繋いでくれた



あったかくて安心する





そのまま眠りについた