恋人は主治医



「ありがとう


病院行って必要なものとってくるからちゃんと寝てろよ」





もうへとへと状態で話せないから目で合図した




「もうかなり酷そうだな」




手を私の額にあててきた




「すぐ戻ってくるからな」





そう言って優くんはでていった





「はぁー」



それにしてもかなりしんどい



つねに吐き気がするし




また食欲なくなりそう





睡魔に襲われるけど


ここで寝たら意識失っちゃう気がしたから頑張って目を開けた





早く戻ってきてほしい






20分ぐらい頑張ってたけどもう限界



寝そうになってたら




「み…ゆう」




肩をおもいっきり揺らされて起こされた





「もう少しだから寝るな



これだけ熱高いと意識とぶかもしれないから


悪いけど点滴二本と注射一本するから」




すぐに腕を消毒して

血管を探し始めた