恋人は主治医






「心優…」




優くんの声で目が覚めた






「泣いてるけど怖い夢でも見たか」






「優くん」



顔を見た瞬間、安心してまた胸の中に飛び込んだ





「どうしたんだよ


言わないと分からないだろ」




私の頭を撫でながら聞いてきた





「優くんがねー

居なくなっちゃう夢みたんだ

それで怖くて悲しくて」






「心優

俺はずっと此処に居るよ」





凄く優しい顔を向けられた




いつだってそう


すぐに安心させてくれる


それが凄く嬉しい





私は小さく頭で頷いた




「心優の事絶対離さないよ」





今度は嬉しすぎて涙が出てきちゃった





「お前泣きすぎだって


たくっ


いつまでたっても子供なんだからよ」





「うるさい…」




「ほらまた体調悪くなるよ」





暫く胸の中で泣いた





また泣き疲れていつのまにか寝てしまった