ここにある物は全部柊弥が
前から使ってた物だけど、
今ではあたしも慣れた
手つきで使ってる。
だって――柊弥の家だった
ここは、今ではあたしの
家でもあるから。
春の終わりに柊弥にプロ
ポーズされて、あたしは
それを受けた。
今あたしの左手の薬指
には、大きなダイヤの
指輪がキラキラ光ってる。
あのフレンチレストラン
でのサプライズの後、
柊弥があたしの指にはめて
くれたエンゲージリングだ。
結婚――“入籍”は
まだしてない。
それに披露宴とかも
しないことにした。
柊弥の立場を考えたらした
方がいいのかもしれない
けど、残念ながらあたし
には呼べる人が誰一人いない。
前から使ってた物だけど、
今ではあたしも慣れた
手つきで使ってる。
だって――柊弥の家だった
ここは、今ではあたしの
家でもあるから。
春の終わりに柊弥にプロ
ポーズされて、あたしは
それを受けた。
今あたしの左手の薬指
には、大きなダイヤの
指輪がキラキラ光ってる。
あのフレンチレストラン
でのサプライズの後、
柊弥があたしの指にはめて
くれたエンゲージリングだ。
結婚――“入籍”は
まだしてない。
それに披露宴とかも
しないことにした。
柊弥の立場を考えたらした
方がいいのかもしれない
けど、残念ながらあたし
には呼べる人が誰一人いない。

