「大丈夫?」 「あ、はい! すいません、ボーっとしてただけです」 「そう? それならいいの」 店長さんはフフっと柔らかく笑って、奥へと行ってしまった。 気づけばもう50分だった。 残り時間は10分しかない。 どれだけボーっとしていたんだろう。 仕事中なのにボーっとするなんてあたしらしくないと思った。