崎本、くん?


確かに優里いつも見てるかも…
優里って意外と分かりやすいんだぁ……


私は自然と頬が緩んでしまった。
そしてニヤニヤしながら優里を見たら…


いなかった。



「え!?さ、先行っちゃった!?」


う、嘘でしょー!?


私は慌ててケーキ屋へと向かった。