「あ、理衣奈ちゃん」
「あ、あ、新井くん!?」
「噛みすぎだよ」
な、なんで新井くんがいるの!?
「理衣奈ちゃんを待ってたんだ」
「え…?」
「一緒に帰ろう?」
「あ、うん……」
今の新井くんは…紳士な新井くんかな?
すごく優しいし。
「なぁ、理衣奈ちゃん?」
「へ?」
声のトーンは同じなのにどこか違う喋り方。
あ、新井くん!?
新井くんが私の腕を掴み、自分の胸へよせる。
「きゃっ!ちょ!」
下から見上げると、目が合い、新井くんがニヤリと笑った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…