てことは…今日電車も1人?


さ、寂しい……

学校でも1人?

お弁当も1人で食べるの?


寂しすぎる!!!


半泣きになりながら、駅のホームで電車を待っていた。


すると誰かに声をかけられた。


「おはよう、安田さん」


バッと振り返ると、そこにいたのは新井くんと崎本くん。


この2人ってやっぱり仲いいんだ。
いっつも一緒に登校してるし……


…ハッ!ま、まさかホ…!?


「ぷっ、ないない」


私の考えている事が分かったのか、崎本くんが笑いだした。