髪の毛にくしを通し、階段を駆け下りた。 「あっ、理衣奈!カバンは?!」 と、お姉ちゃんが後ろから言った。 あ!忘れてた!!! 今度は階段を駆け上がり、カバンを取るとまた駆け下りた。 「…いってらっしゃい……」 苦笑しながら若干、手を振って言った。 「いってきまーす!!!」 今日から新しいクラスなんだよね。 なんかワクワクしちゃう! ワクワクしながら猛ダッシュで優里との待ち合わせ場所に向かった。