いつものように優里を探す。 あっ…いたいた! 「優里~~~!!」 大きな声で優里を呼び、手を振った。 そして優里に小走りで近付いた。 「あ、理衣奈!今日は早かったわね」 「うん!安那ちゃんに送ってもらったの!」 「へぇ…安那ちゃんって?」 あ、そうだった。 お姉ちゃんの事は話したけど安那ちゃんの事はまだ話してなかったんだ。