でも、余計なことして2人の仲が気まずくなるのもいやだしなぁ。
んー…どうするべきか…
「どしたの、険しい顔して」
「いやー、水沢くんに美優ちゃんのこと聞くべきかどうか迷ってて」
「美優ちゃんのことを水沢に?なんでよ」
あ、そっか。美優ちゃん、優里には話してなかったっけ。
本人に聞かず勝手にしゃべっちゃうのはまずいよね…
私だったら絶対いやだもん。
「い、今のは聞かなかったことにして!」
「…美優ちゃん来たら聞くわ」
にこっと笑うと鼻歌交じりに自分の席へ戻っていった。
ひいいいい。優里さんってば怖いよ…
って、そうだ。美優ちゃんに聞くって言ってたよね。
ま、優里なら口堅いし大丈夫…だよね!うん!

