「あ、理衣奈。朝ご飯バイキングらしいわ」


「バイキング!?やったああああ!」


「し・ず・か・に」


「…はーい」


でもバイキングかぁ。

いっぱい食べれるじゃん!やったね!


うふふー、どんな料理があるかなぁ。

楽しみー!


「あんたってほんと分かりやすいわね」


「へ?」


「あー俺も思った。理衣奈ちゃん顔にすっごい出るよね」


「そ、そうかな?」


そんなに顔に出てるかな。

そう思うとなんか恥ずかしくなってきた。


「理衣奈、取りにいく?」


「うんっ!!」


えへへー、いーっぱい食べようっと!


優里は相変わらず歩くのが早いので、軽くスキップしながら優里の後ろを追った。